ヤマベンの動画で知る!身近な法律
第4回は、「法定相続人 ありがちな事例を詳しく説明」についてお話させていただきました。ぜひ、ご覧くださいませ。

みなさんこんにちは、あなたの悩みを思い出に。弁護士の山田訓敬です。
今日は法定相続人のことを引き続きご説明したいと思います。相続人になる人は法律で決まっている、この事を法定相続人と言いますと、前回ご説明しました。

法定相続人は誰になって誰がどれぐらいの割合で相続できるのか決められてるんですけど、誰がなるんでしょう。
まず配偶者は必ずその相続人になります。次に配偶者と共に子供さん、子供さんがいらっしゃる場合には子供さんも法定相続人になります。

お父さんお母さんがいてその方に一人息子の長男さんがいたとしましょう。
お父さんが亡くなられた。この場合には配偶者であるお母さんも相続人になりますし、子供である長男さんも相続人になります。
割合は1/2ずつになります。

次にお父さんお母さんがいらっしゃって、長男・長女の二人の子供がいる場合に、お父さんが亡くなられたとしましょう。そしたら配偶者であるお母さんは変わらずやはり1/2、長男・長女の子供さんが1/2、2人子供がいるのでその1/2つまり1/4ずつが法定相続分ということになります。

では、お子さんがいない場合を考えてみましょう。例えばこの図でお父さんお母さん長男さん長女さんがいました。
不幸なことにお父さん・お母さんより先に長男さんが亡くなられたとしましょう。この場合には長男さんにお嫁さんもいなければお子さんもいないという場合には、相続分は直系尊属、つまりお父さん・お母さんが相続人になるということになります。ご兄弟の長女さんは相続人ではありません。

次に、長男のお嫁さんがいた場合を考えてみましょう。ご長男さんが亡くなられたとします。すると長男の配偶者である長男のお嫁さん、これは相続人になります。
それと共にお父さん・お母さんも相続人になります。ご注意いただきたいのはこの長男さんと長男さんのお嫁さんの間にお子さんがいらっしゃったら、お父さんお母さんは相続人にはなりません。あくまで長男さんのお嫁さんとそのお子さんが相続人になります。

ところが長男さんと長男のお嫁さんの間にお子さんがいらっしゃらないという場合には、直系尊属であるお父さんお母さんが相続人になるということになります。
その割合はお嫁さんが2/3でお父さんお母さんが1/3、これを二人で割るので1/6ずつということになります。
この場合もやはりご兄弟は相続人ではありません。

後は直系尊属だけであって、兄弟姉妹っていう場合も相続になることがあるんですね。例えばご長男さんととご長女さんがいて、お父さんお母さんは既に他界されてるという場合考えてみます。

この場合に長男さんが亡くなられた、この場合は長男の配偶者である、長男お嫁さんはもちろん相続人になります。それとともに直系尊属が亡くなられてるので、それに代わって長男さんの兄弟姉妹、ここでいえば長女さんが相続人になります。
この相続分の割合は長男のお嫁さんが3/4、長女は1/4とこういうことになるんですね